平成15年9月19日

9月定例議会 本会議の「討論」発言原稿

無会派・無所属の大條雅久です。
議案第78号 平成15年度新居浜市一般会計補正予算(第3号)に対する修正案に反対の立場で討論いたします。

修正することにより理事者より提案の「新居浜市中小企業特別小口無保証人融資制度」が不成立となることは新居浜市内の商工業者、とりわけ零細な商業者にとって不利益になると判断いたします。
もちろん
融資限度額が200万円と十分な金額とはいえない点
代位弁済が生じた際の税金投入の重みといった点
いずれも重要な指摘であり、ないがしろにできない議論ではありますが、100点満点ではないにしろ現行制度内でとりえる限度のものであるなら、まずはスタートさせるのが賢明な政治の判断ではないかと考えます。
私自身、過去にスーパーマーケットの経営に携わった際の経験から100万円、200万円の資金繰りに窮した思い出がいくつもあります。

現在の新居浜市内の商工業者に思いをはせても、200万円の資金で新規の事業展開が可能な職種や個人の方々は数多くいらっしゃいます。
鮮魚行商のトラック購入、
「赤帽」の名称で思い出される軽貨物の配送業の増車や買い替え、
夫婦や家族だけで営む小売店の季節商品の仕入れ決済や店内改装、
食堂、理髪店、美容院の店内改装、
まだまだあります。
商店街の下駄屋の二階で生まれ、その商店街を遊び場として育った私には該当の商売を思い浮かべながら、同時にその商いに家族の生活を託し、額に汗して一生懸命働く、おやじさん・おかみさん達の顔がうかんで参ります。

また、忘れてならないことに 来年4月に予定されている消費税の外税表示から内税表示への変更があります。これにともなうレジスターの買い替え資金やPOSシステムの変更資金といった場合、
10月実施というタイミングはこの制度の利用対象者が小規模自営業者と想定されることからも重要と思われます。

政治の判断として今市議会で「新居浜市中小企業特別小口無保証人融資制度」新設の道を閉ざす修正はすべきではないと考えます。
よって修正案に反対いたします。
以上