12月議会質問原稿≪草稿≫

みどりの風 大條 雅久

 第五次長期総合計画基本構想と基本計画(案)について

 

長期総合計画基本構想実行のための裏づけとして今議会に提示されました第五次新居浜市長期総合計画基本計画【案】について質問させていただきます。

 

まず、第五次長期総合計画の基本計画【案】の策定は「市民会議」と「審議会」の議論をへてまとめられたとのことですが、811日の長期総合計画策定市民会議全体会と812日の長期総合計画審議会(全体会)で資料として確認された<平成228月付け基本計画案>と同じ平成228月日付けの<パブリックコメント用の基本計画案>では幾つかの点で記述が削除されていたり、文言が変更されているのですが・・・この変更はどのレベルでどのような議論のもとに行われたのでしょうか?

主な変更点について事情を説明いただけませんか?

@施策1−1 67ページ、A施策33 37ページ、B施策3−7 45ページ、

C施策5−4 71ページ、D施策61 83ページ

 

変更点についてそれぞれ説明していただくとして、その中で私が特に疑問に感じましたのは施策61安全安心な生活空間の形成の取り組み方針に基づく基本計画・主な取組内容の6−1−4安全安心のまちづくりの推進、主な取組内容の中から『空き家対策の検討』が消えたことです。

 

空き家問題については、昨年・今年と複数のまちづくり校区集会で取り上げられた事柄であります。最近の新聞報道でも5年ごとに実施されている総務省の『空き家調査』が話題になってもいます。

先日の新聞報道で、私自身もこの空き家問題を再認識したのですが、平成20年の総務省の調査結果によると空き家が平成15年の調査時より97万戸増加して、日本全国の総住宅数にしめる割合・・空き家率は13.1パーセント。3大都市圏以外の空き家率は14.3パーセントになるそうです。

私が目にした新聞報道では、野村総合研究所が昨年の秋に出したシミュレーションでは30年後、2040年の日本の空き家率は40パーセントを超えると予測をしています。

 

先ほどの総務省の調査による平成20年現在の愛媛県の空き家率は、ほぼ15パーセントです。

 

自分の住む町に振り返って現状を見渡しますと10軒に1戸程度の空き家はうなずく数字です。これが10軒に2戸、3戸となる地区を見ると「寂しい」ではなく「不安」を感じてきます。三大都市圏を含めて日本全国の空き家の存在率が平均40パーセントという予測が仮に現実となるとしたらどういう事態が起きるのでしょう・・・10軒に4戸、5戸の空き家が発生すると想像したら如何でしょう・・・

安全安心のまちには程遠い気分です。

再度、お聞きします『安全安心のまちづくり行動計画の策定』と並んで表記されていた『空き家対策の検討』は何故消したのでしょうか?

 

次にお尋ねするのは施策1−1良好な都市空間の形成の取り組み方針のAとして取り上げている「計画的な地籍調査の推進」です。

6月議会、9月議会に続いての質問ですので、私が言わんとすることは既に佐々木市長も担当の方々も御承知と存じますが・・・何故、10年後の地籍調査面積の計画値が2,475ha、地籍調査進捗率が10.6パーセントにしかならないのでしょうか?

この数値目標では新居浜市が計画的に地籍調査を進めているとは到底胸を張っていえない数字です。

先の議会の繰り返しになりますが、再度申し上げます。

国全体の地籍調査の進捗率は昨年度末で49パーセント、愛媛県全体では78パーセント、そしてその数字の基となる各自治体の進捗率の報告で新居浜市は、調査済面積2,796ha、進捗率12パーセントとしています。なのに何故、新居浜市長期総合基本計画では現況値が1,166ha、進捗率5パーセントで、なおかつ10年後の目標値が現時点の県や国に対する報告値にも満たない2,475ha、進捗率10.6パーセントなのですか?

あわせてご答弁いただきたいのですが、地籍調査を計画的に進めるための試算を過去何度かされましたね。その内容についても先の議会でご答弁いただいていますが・・・計画によると実施期間は35年とのことでした・・・間違いありませんか?35年かかる計画を23年度から始めるなら・・・単純に考えると10年間で30パーセントは進まないといけないと考えますが如何でしょうか?・・・計画的な地籍調査の推進とはいつの時点から始められるおつもりなのかお答えください。

 

次に施策1−2道路の整備についてです。

取り組み方針の中に一部記述されている『自転車・歩行車道の整備』について提案があります。別子銅山の下部鉄道跡を利用して現在すすめている自転車道を別子銅山の歴史を感じさせる周辺整備の演出を加え、かって自転車の町と呼ばれた新居浜の姿を思い起こさせる姿のものになるように目指しませんか・・・旧国鉄への引込み線の跡も自転車道に整備されましたが引き続き国領川を越えて川東地域への整備も望まれます。又、現在上部東西線までになっている上部への計画を下部鉄道の路線そのままに端出場・マイントピア別子まで延伸し自転車によるエコツーリズムの観光コースにも活用しては如何でしょうか。星越・惣開から端出場までの別子往還道を別子銅山・新居浜、三百年の歴史を季節の風と共に体感しながら走る道になればよいと思うのですが如何でしょうか?

 

施策1−3JR新居浜駅周辺の整備に関連して質問します。

先日、新居浜市医師会、歯科医師会、薬剤師会の三団体より受動喫煙防止対策のモデル地区としてJR駅前地区の受動喫煙防止対策が要望されたと聞いておりますが、先の新居浜医師会をはじめとする三団体の要望に対して長期総合計画の中で対応はされるのでしょうか?また、長期総合計画でなくとも行政としての対応はどのようにされる予定でしょうか?

 

施策1−5公園・緑地の整備

施策5−7スポーツの振興と競技力の向上に関連して質問いたします。

上記の二つの施策には共通して、スポーツ施設の充実、特におおきな大会・全国規模の大会の受け入れ可能な競技施設の充実と参加選手の練習環境整備の必要性が記述されています。具体的にはどのような競技種目の施設整備、練習環境整備が見込まれるのでしょうか?

 

私もいくつかの競技種目について関心を持つのですが

今回は、高齢者の健康作りや交流にその効果が評価され、競技人口も多いと言われるグランドゴルフについてお聞きいたします。

 

昭和57年に当時の鳥取県泊村で創案されたグランドゴルフは現在では国内47都道府県に協会が創立されており子どもから大人までされもが一緒に楽しめるスポーツとして普及しています。新居浜市でも高齢者の健康づくりに大いに活用されている事は市民のみなさんが良くご存知な事です。グランドゴルフが、短期間に全国的な普及をした要因に、規格化したコースを必要とせず、運動場、河川敷、公園など何処でも自由にコースを設定できる特徴をあがることができます。

しかし、一方で競技人口の増加や県単位、全国単位の交流が活発になったおかげで県大会、ブロック大会、全国大会を名称に冠した大会が開かれるようになり、それらの大会の使用コートは芝生が常識になっているそうです。新居浜市からも数多くのグループや個人が選手として参加されています。しかし、普段新居浜で競技場と使用している土のグランドや車のわだちで荒れた河川敷では大会に向けた練習にならないので隣の市の施設へ時間をかけて出かけたり、芝生の広場をある期間特別に許可申請して間借りするといった状態で、窮屈な練習をしていると聞きます。

現在、グランドゴルフの県大会や全国大会は芝生のコートが常識なので新居浜市での大会開催は難しくなっているとも聞きました。

新居浜市でも全市を上げての大会はもちろん市外や県外の大会へ送り出す選抜大会は芝生のコートで実施するのが望ましいと思います。また、多くのグランドゴルフ愛好者からもそういった要望が寄せられていと聞いているのですが

芝生のグランドゴルフコートの建設予定なり計画は今回の基本計画の中で検討されているのでしょうか?

 

以上後答弁よろしくお願い致します。