平成22年9月議会 <質問原稿>

 

会派 みどりの風 大條雅久

 

1 近代化産業遺産を活用した「まちおこし」について

昨年、民間旅行代理店が市内の老舗ホテルと提携した観光プラン『東洋のマチピチュ−東平−』観光が思いのほか好評を博し。今年は同様の団体観光客だけでなく、近県・県内からのグループ観光、家族観光客が多数、東平に足を運ぶようになられています。又、東平に関心をもたれた方々の中で東平だけでなくマイントピア別子のある端出場から旧別子にかけて点在する別子銅山関連の近代化産業遺産を幅広く見学されるかたも以前に比べ増えているように思います。

この機会をとらえて、別子銅山の近代化産業遺産群を新居浜のまちおこしに今まで以上に積極的に活用すべきと考えます。もちろん今回の東洋のマチピチュ観光の成功は二十年にわたるマイントピアを楽しく育てる会をはじめとする市民による地域観光の掘り起こしやボランティアガイドの方々の地道な活動の継続があってこその成功と私は思いますし・・・同時に三百年にわたる別子銅山の歴史の重みが観光の素材として本物であるからこそとも感じています。

そこで観光によるまちおこしと言ってもただ単に物見遊山の訪問者が増えることが良いことでは無いと同時に考えています。いろんな意味合いで全国的に脚光を浴びている今こそ別子銅山の歴史を学ぶことに軸足を置いた観光情報の発信チャンスではないかと思います。新居浜市民でも東平や旧別子について、最近の新聞・テレビの報道や紹介で始めて知ったとの声を聞きます。県立新居浜南高等学校の生徒さんたちの活動に見る「地域を学ぶ・歴史を学ぶ」姿勢を大事にした情報発信と観光プランの提案が今求められていると思います。

たとえばエコツーリズムと別子銅山の歴史・日本の近代化の歩みといったコンセプトで情報発信をおこなってはいかがでしょう。そのためには、旅行雑誌だけではなく各種の情報媒体に日本の近代化と産業遺産といった切り口の情報が掲載されるように新居浜にご縁があった方・ご縁のある方に働きかけてゆく事が重要かと思います。

また、市内や近県の個人観光客への提案としては、日浦から旧別子の小足谷、ダイヤモンド水、大露頭、銅山峰、歓喜抗と歩き第三通洞、東平へと抜ける山歩きコースを案内してはいかがでしょうか・・・足が達者な方ならその日のうちに遠登志渓谷、鹿森ダム、マイントピア別子へと踏破することも可能なプランと思います。銅山の里自然の家で宿泊する一泊二日のコースなら小学生・中学生をふくむ家族やグループのハイキングにも最適ではと考えます。

山歩きの雑誌や旅行雑誌に体験記事を掲載してもらうとかPRを試みるとかしては、いかがでしょうか・・・歩くことにこだわったスローライフの観光・・・それは明治維新以来、駆け足で日本人が進めた産業革命・産業の近代化についてゆっくり振り返り学ぶ旅の勧めです。若者がこれからの日本の行く末を考える場であっても良し、自分の人生の足跡に思いをはせる場になっても更に良しです。

今回、住友企業から譲り受けた端出場の水力発電所跡も明治の時代に思いをはせるにはとても素敵な存在です。マイントピア別子の魅力アップに結びつく施設整備を是非とも期待いたします。マイントピア別子から直接、レンガ造りの水力発電所に渡る橋を架けてはいかがでしょうか・・・それも立川の集落にあるつり橋をモデルに山里の生活をかもし出す雰囲気のあるものを期待するのですがいかがでしょうか?

マイントピア別子自体の魅力アップにもなると思います。現在、市民の間で話題になっているマイントピア別子の施設内にある温泉保養施設の利用率アップ、利用者の増加もあわせて期待できるのではないでしょうか。端出場にある新居浜市直営の温泉保養施設も建設後20年の節目を迎えようとしています。長年慣れ親しんだ利用者からの心配の声も私に届いていますが、同時に市の財政状況への懸念の声も聞きます。施設開設当初の入浴客数と入浴料収入が復活するのなら今後の施設運営の考え方も幅広くなると思います。もちろん温泉施設の利用者数の増加を図るには周辺設備・施設の魅力アップだけではなく、直接的なてこ入れ・・・東洋のマチピチュ「東平」と同様な売り込み策が無ければならないと思います。入浴券・入浴回数券の販売についても現在のように温泉施設の自動販売機だけでの取り扱いといったことではなく。市内各所での取り扱いや販売は出来ないものでしょうか?温泉施設の今後について真剣に考えなければいけない時期との認識は先の6月議会でお聞きしました。猶予の無い状況なら、温泉施設の利用者増につながるあらゆる方策を早急に尽くすべきと思います。

市外の方への宣伝とともに新居浜市民の方の関心や興味が別子銅山産業遺産へ向くことによって端出場・東平を主目的とした観光プランを広めてマイントピア別子の温泉施設への誘導、入浴客の増加を目指すことも忘れてはいけないと思います。

現在整備を進めている自転車道による新居浜市内の環状線構想も市外からの観光客に自転車による新居浜の歴史めぐりといった味付けをしてはいかがでしょうか・・市民のための通学・通勤の環境整備とともに自転車のまち新居浜の今日の姿を体験し歴史を感じる道にしていただきたいと思います。下部鉄道の駅を復元するのも自転車道が昔、鉄道線路であったことを想像していただくには良いアイデアかと存じますがいかがでしょうか・・・今後の新居浜市自身の情報発信の方向性や考え方について、佐々木市長のお考えをお聞かせください。

 

2 公道内の未登記について

これまで何人もの議員が議会質問に取り上げられてきた公道内の未登記についてですが、あらためて詳しくお聞きいたします。

配布資料の1をご覧下さい。

県道内の個人名義 市道内の個人名義 

なぜこのような事になったのか?

公道内の未登記発生のメカニズムは?

 

たまたま特殊な事例を取り上げているのではない

従来の議会答弁によると「同様な未登記が約一万七千筆あると推測される」との事なのでお聞きしています。

 

行政の不作為

個人名義は故人名義

土地登記には故人の登記が当たり前のように生きている。この公図の中に次のような事例もあります。

市道の中の818-2・・・分筆されていない?

固定資産税はどうなっているのかな?・・・疑問でした。

調べたら固定資産税は支払われている。いや・・課税されている

課税からどうすれば外れるか

固定資産税課と道路課の説明の違い・・・?

 

3 地積調査の推進について

昭和26年に制定された国土調査法を読んでいて気付いたのですが国土調査、今回の質問趣旨で言いますとその中の地籍調査は手段では無く、それ自体が『行政目的』だという事です。

 

国土調査の実施により正確な国土の状況、地籍の状況を知る事が目的といっても間違いではありませんが

 

解決のための手段?・・・手段でなく目的 行政の責任 行政目的化

地籍調査の重要性

地籍調査の起こり・・・歴史について

国土交通省のHPによると地籍調査の項目では班田収授法から説き起こされています。

●班田収授法

7世紀半ば(西暦645年)の大化の改新

国のおこり・・律令制

●太閤検地

●明治6年(1873)地租改正

課税の公正と公平

課税する行政の責任

土地の位置と広さと用途・・・確認・確定

 

愛媛県の公式HP (パネル1) 

全国の46都道府県の中で第8位 誇れる数値!

しかし県下の20市・町(資料2)の中で新居浜はダントツのビリ 最下位!

第五次長期総合計画にある数字・・・愛媛県HPとの違い

国土交通省の認識イコール愛媛県の認識

 

平成15年の試算に旧角野町の事業費はどのような割合で入っているのか?

平成15年の試算

対象面積  159.94ku

総事業費  約52億円

事業費の負担内訳

国 13億2400

県  6億6200

市  6億6200    新居浜市の独自負担 29億9100

事業期間 35年 市職員9名(測量のみ委託)約52億円

        市職員6名(測量と一筆調査を委託)約67億円

 

新しい試算結果は如何なりましたか?

 

※以下の質問は時間切れで出来ませんでした。

4 第5次総合計画の個別目標設定について

 第四次長期総合計画で使用された不満度から満足度への変更についての考え方

 

 分母が不明なパーセント表示による目標設定?

 

 10年後の目標について、数値が少なくなる設定でよいのかどうか疑問な項目がある。